松澤宥「暗黒星雲計画」の軌跡

2021.6.25~2222,2,22

The "Dark Nebula Plan" by Appeasement of Matsuzawa

本展は「何処かの時点で開示するように」と遺言のように託された、松澤宥の「暗黒星雲計画(DNP)」という未だ開示されていない重要な視点を涌現させる試みです。

生誕100年の222日前から222日間の制作期間を経て、2022年2月2日に全貌が開示され、半永久的に開催されます。

 

当然ながら、松澤の遺言は秘密の儀式に関わった方々へ託されたものです。

ここでは、松澤と精神的な交流をされた同志からの多様なかたちの投稿を収集し、再構築すると共に、志を受け継ぐ現代の作家による第9回DNPを222日間のオンゴーイング作品としてVR空間で開催いたします。

INside ⇔ OUTside

​​松澤宥の表現には表と裏の系譜が存在する。

表の系譜から発表されたものは周知のものであり、遺された未確認の作品や資料も「一般財団法人・松澤宥プサイの部屋」で検証され、現在、その概要が浮き彫りになりつつある。然し乍ら、松澤宥の何処から表現されているのかが釈然としないアート運動やプロジェクトは多い。それらは秘密の儀式としての「暗黒星雲計画」が裏の系譜であったからだ。

 

松澤の根底にある戦争というトラウマが世直しを決意させたのか、憂いという心情を掻き立てられたのか、あらゆる表現に大きな影響を与えていたことは間違いないだろう。それはやがて表裏相補いつつ、人間とは何か、精神とは何か、宇宙とは何かという問いに答えてくれるだろうことを選択し、やがて世界と宇宙の静けさとも言うべきニルヴァーナを希求することになる。

 

その第1歩が1960年代初頭に秘密の儀式として行われた「暗黒星雲計画(DNP)」であり、これを起点にして様々なプロジェクト形式の多様な発信に繋がったことが伺える。瞑想台・パーリニバーナ・パーリヤーヤ体・音会・最終美術思考工房諏訪・美學校・世界蜂起計画・カタストロフィーアートなどにも影響を及ぼしており、「第1回」の「暗黒星雲計画」として位置付けられるのだ。

 

私は「暗黒星雲計画」を美学校の授業で初めて名称を知ったが、文字から受ける印象でしか捉えられなかった。松澤は、日付は定かではないが、1960年代の初頭に秘密の儀式を9人で行ったことを述べた。その後、「暗黒星雲計画」が表に出て来るのは第1回「世界蜂起計画」への参加呼びかけの準備の折に「第2次ハガキ絵画」として発信されたもの。そして1971年3月18日に「暗黒星雲計画・DNP本陣」として全世界のDNPへ向け呼びかけたのみである。そして、1999年2月2日〜2月22日、ミレニアムの大きな転換期を迎える序章として、30年間沈黙を続けていた暗黒星雲がオルタナティブアートスペースParaGLOBE(東京・高円寺)の空間に浮上し、これを起点に宇宙へ向けての表現へと切り替る転換期となったと述懐していた。

翌年2000年2月22日、第2回「暗黒星雲計画」が第1回と全く同じ形式で秘密の儀式として行われた。第2回からは形や色を変えながら少しづつ開示していく方向で、松澤が参加のもと、秘密の儀式と言いながらも曖昧な形で第7回まで行われた。そして、第8回「暗黒星雲計画」は松澤の一周忌に泉水入瞑想台(長野・下諏訪)にて、秘密の儀式として行われた。

私たちは第9回「暗黒星雲計画」を松澤の最終美術表現と位置付け、今までベールに包まれていた松澤の魂に触れられる機会となることを望んでいる。その思想・哲学を次の世代へと伝えていく展覧会としていきたい。

Navigator 伊丹 裕
Circuration Art Inc.

 

 

暗黒星雲計画(DNP)とは

 

一般的な暗黒星雲(Dark Nebula)は、星雲の中に存在する黒い影を示唆します。
しかし、松澤宥の中では宇宙的な広がりの中でのブラックホールであり、自身の心のダークマターであり、この世の光と闇、そして、あの世の闇と光の闘いのシナリオを少しでも書き換えて何かの形で表現するための指標となる計画でした。

「暗黒星雲計画」は第1回から第8回まで、同じ思想を有する同志との秘密の儀式として執り行われましたが、松澤宥の遺言による『開示された儀式』として執り行うまで、これから出会う人類と共に永遠に行われる秘密の儀式は、未だ未完成のままです。

 

​表宇宙と裏宇宙年表

秘密の儀式が裏の宇宙と考えるなら、表に現れた作品群は表の宇宙。
バンアレン帯のような中間に位置するアート運動の要諦となった事象は、裏の宇宙の影響を色濃く受けていることがわかります。
この年表は、222日間かけて公開制作されます。
​年表制作にご協力いただける方は、ぜひ
CONTACTからご一報ください。

1971年
泉水入に瞑想台建立
世界蜂起第1回
1971年
泉水入に瞑想台建立
世界蜂起第1回
1971年
泉水入に瞑想台建立
世界蜂起第1回
​表宇宙
1955年
4月、ウィスコンシン州立大学よりフルブライト交換教授として招聘。
1964年
​6月 1 日「オブジェを消せ」という啓示を受けて、6月4日美術を言葉だけ表現
1970年
​現代思潮社 美學校 「美術演習」講師
 
1971年
7月 西村義百利の協力により泉水入に瞑想台建立  
1990年
神奈川県湯口沢に瞑想台が遷る。
アムステルダム・フォードル美術館にて
"Art meets Science and Spirituality in a changing Economy"
2003年
愛知・豊田市現代美術館にて「宥蜜法」
2004年
広島・広島市現代美術館にて「松澤宥と九つの柱」
DM画像1 DM画像2
​バンアレン帯
1922年
2月2日 誕生
1945年
2月 学徒動員、7月 帰郷
詳細を読む
1957年
2月 ニュージャージ州WOR局の超科学、超宗教、UFO等に関する放送を聞く
1964年
6月 啓示と観念芸術の開始
詳細を読む
1970年
美學校「最終美術思考工房」
「人類滅亡を前に」パーリニバーナ・パーリヤーヤ体舞踊劇演出
投稿募集
ニルヴァーナ展(京都市美術館)
1971年
泉水入に瞑想台建立
世界蜂起第1回
1972年

世界蜂起第2回(虚空間状況探知センター主宰)

山式・雪の会座(泉水入瞑想台 下諏訪)

キャタストロフィー・アートに関係して - 人類の消滅を前に 

1973年

世界蜂起第3回 

1990年

​瞑想台遷都

1999年

最終美術思考工房の消滅とその後・松澤宥「一挙に宇宙の後」

DM画像

2001年
80年問題の問題提起
COMING SOON
 
2003年
2月2日午後2時22分22秒
黒い立方体「蜜函」に9人が「深き念」を送る。受信場所は緯度35度4分48秒7 、経度137度9分6秒4

COMING SOON 
 
2004年
広島・広島市現代美術館にて
「松澤宥と九つの柱」

DM画像 
2006年
10月14日消滅
COMING SOON
2008年
ψフラグメント
​松澤宥と最終美術思考工房展

 COMING SOON 
2014年
 松澤宥「最終美術思考工房」
​世界蜂起展-22世紀に向けた新世界蜂起計画のプロジェクト-

COMING SOON 
​裏宇宙
1960年代初頭
第一回「暗黒星雲計画」
詳細を読む
1970年
最終美術思考工房の思考実験開始

 
1980年
最終美術思考工房の思考実験終了
 
1999年
2月2日 ParaGLOBEから宇宙に向けての発信開始・暗黒星雲計画発動
展覧会PLAN 近日公開
2000年
2月22日 松澤邸「プサイの部屋」にて第2回「暗黒星雲計画」
秘密の儀式・形式と内容 近日公開
2001年
2月22日 第3回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2002年
2月22日 第4回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2003年
2月22日 第5回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2004年
2月22日 第6回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2006年
2月22日 第7回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2007年
10月14日 第8回「暗黒星雲計画」
COMING SOOM
2022年
2月22日 第9回「暗黒星雲計画」
 公開制作中!!  STATEMENT

The 9TH "Dark Nebula Plan" by  successor to Matsuzawa's vision

2021.6.25~2222,2,22

第9回「暗黒星雲計画」進行中!

本サイトは、222日かけて公開制作される作品です。1999 年 2 月 22 日 (ParaGLOBE) に行われた、第2回DNP序章の時点から、この計画は進んでいました。当時の暗黒星雲計画の秘密の儀式に関わった方々、若しくはこれから関わるであろう次世代の方々に向けての松澤から「何処かの時点で徐々に開示をしていくように」というメッセージが 、そのことを示唆するかのように残っています。当然ながら儀式に関わった方々への松澤からの委託ですので、松澤と精神的な交流をされた方々からの投稿などをいただきながら、222日間の制作期間と半永久的開催を提唱するプロジェクトになります。松澤宥の暗黒星雲計画(DNP)という未だ開示されてない重要な視点を涌現させる試みとなるでしょう。

CIRCULATION ART「暗黒星雲計画実行委員会」として、秘密の儀式・瞑想台・パーリニバーナ・パーリヤーヤ体・音会・最終美術思考工房美學校・世界蜂起計画・カタストロフィーアートなどに関わった方々にお声がけさせて頂きますので、ご協力を頂ければ幸いです。